もう1年以上前のこと、いつもお願いされる某団体さんから依頼者の紹介がありました
某団体からは基本的に特殊な案件相談が多いのですが、今回の依頼は依頼者からの手紙での相談
・家を壊して売りたい
・売ったお金で単身マンション買うから物件情報くれ
・ついては解体業者と不動産会社を紹介しろ
と、謎の多い依頼
なぜ手紙なのか?
差出人住所は東京都の府中市
ここまでくれば、まぁ、お察し
郵送で書類送れとの依頼にガン無視を決め、
「直接会って話さないと受任できない」と、伝言
それから1年以上経過した先日
「依頼者が直接会って話したいと言っている」
と某団体より入電
依頼者と会うことになり、いつもの特殊案件と同じ手順で面談を行うことに
訪れた依頼者は70代男性
坊主頭に銀縁メガネ
謎の英語がプリントされた上下セットアップを身にまとい参上
(やっぱり…)
「何をやってお務めされてたんですか?」
との問いに
「覚○剤」
と、やっぱりな回答
昔の”仲間”が産廃を置きに来るという、自身が所有する土地建物を処分したいと言う
場所はそこそこ
道路もまとも
しかしボロ戸建要解体&産廃多数、土地狭小
特に旨みはない…
ただ、1年越しに義理堅く訪れてくれた依頼者をリスペクト
サクッと査定と反社チェックを行い、解散
年末は色々なお客が増えますね
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ちなみに査定額はマイナスw
人生そんなに甘くない(^^;
よき終末を!!
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メリクリ
(????)/~~
今回の相談者
70代特殊さんN氏
アポ取りの為、連絡先に電話
相手「はい、○○(風俗店)です!」
?
私「あのーNさんはいますか?」
相手「はい、私です!」
と言うことで、今回の相談者は某特殊浴場で働く特殊さんです
国税からの○○○○万円の督促に追われながら、店舗住み込みで働く特殊さん
給料も差し押さえると伝えられ、「どうやって生活すれば?」と相談したようでしたが「それはあなたで考えて」と放置プレイ継続中
年齢的にもそろそろ就労は限界らしく今回の相談となりました
いつも通り、訳あり前あり身寄りなしなN氏
過去に自営していたお風呂屋さんでの収入未申告で借金だけはたっぷりです
常に何かに怯えている感じで、とても経営者タイプに見えません
多分名義貸しかなんかしてて、トカゲのしっぽだったのでしょう
厳正なる審査の結果、無事入居承諾となりました
段々と寒くなるこの頃
税金で賄われる暖かい住まい
その税金滞納なN氏にも頑張って欲しい所です
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ところで、割引券もらっていい?
よき終末を!