シベリアの思い出

契約なのにハンコを持ってこない特殊さん
(あるあるなんですけどねw)
契約途中にハンコの買い出しに
しかし、ダイソー、セリアと回って取り扱いしてないとのこと
昨今の判子廃止ブームを受け、三文判の取り扱いを中止してるっぽい?
何とか3店舗目の「なんじゃ村」で取り扱いを確認
ヤレヤレと対象のハンコを探す
が、
無情の品切れ…
ま、手書きでいいか(笑)

晩秋のみぎり
道中、特殊さんから連絡あり
19歳雄
家庭内で種々問題あり
両親と不仲
こちらとのアポを二回とも無断ブッチ
電話口で他に物件ないかと言う
悪びれずふてぶてしい
約束を守れない人に貸せる物件はない
と冷静に応戦
高校生なら教師が導いてくれたやもしれぬが、
君は立派な社会人
未成年だけど
地域産業に寄与するために
もみじの庭と豪邸を造った中野さんを学んで欲しい所

北海道にある母方の実家
シベリア抑留を経験した祖父は強制労働で極限状態の中、命がらがら生き延び、退職後初めて買った終の棲家であり、思い入れの深い家
我々も小学生の頃は毎年夏に行って近所にある海や湖で遊んだりしていました
祖父は孫達が遊びにくる中、「今が青春」と手記に残すほど穏やかな晩年を送ったようでした
.
そんな家も祖父母が亡くなってからは訪れる機会もなく、楽しかった思い出も望郷の彼方となっていました
定期的に草刈りやメンテナンスはしていたものの、母も高齢となり、出来る内にと終活を決断しました
北海道の田舎の方なのでまともな取引事例もなく、町営の空き家バンクに登録しました
ただ、町がやってくれるのはHPでの募集でしかなく、キチンとした契約書の作成は誰かが作成しなければなりません
で当然白羽の矢が立ち、無報酬仲介を受けました
( ;∀;)
基本的に空き家バンクは契約の間に立つ人が決まっておらず、今回の買主さんも違う物件で検討していた時にやりとりの不備が多く、破談になった経験をしたとのことでした
契約は郵送で滞りなく行われ、本日無事決済
思い出の家も新たな方の住まいとして利用され、喜んでいることでしょう